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2020年10月27日

総合訓練(救命実技編:応急医療)

10月26日(月)から27日(火)にかけ、1年生が海技免許講習の救命講習に定める「心肺蘇生法を含む応急医療」の講習を各クラスごとに行いました。

講習では、まず応急救護処置の方法について学びました。

次に心肺蘇生の方法を学び、今年度はコロナ禍により人工呼吸法は実際に実施はしませんが、人体モデルを使用して心臓マッサージを行いました。


そして自動体外式除細動器(AED)の取扱い方及び使用方法についても学び、最後に訓練用AEDと人体モデルとを使用して、AEDと心臓マッサージと併用して行う方法を実施しました


いつ何時遭遇するかも知れない事態に備え、今回の講習で習った知識や技術を“いざ”という時に活かしてください!
  

Posted by 国立清水海上技術短期大学校【公式】  at 17:25Comments(0)

2020年10月13日

総合訓練(消火実技編)

10月13日(火)から14日(水)にかけ、1年生が海技免許講習の消火講習に定める消火実技を各クラスを3班に分けて行っています。

まずは泡消火器の消火剤を充填し、泡消火器・粉末消火器・炭酸ガス消火器を使用し、火が付いたオイルパンを消火しました。





続いて、可搬式エンジンポンプ付きポンプの取扱い、消火ノズル(水噴霧放射器・万能ノズル・ジェットノズル)を使用しての放水作業です。




次に総合実習棟に設置されている消火栓を使用し、消火ホースによる消火作業の準備及び消火ホースの操法を行いました。



最後に総合実習棟の航海実技室を使って、自蔵式呼吸具、特殊防火衣の装着及びガス検知器の使用方法についての説明を受けました。



船上で消火作業を行わなければならない事態を考えたくはありませんが、いつ何時の緊急事態に備え、今回の訓練で身につけた知識やテクニックを”いざ”という時に活かしてください!






  

Posted by 国立清水海上技術短期大学校【公式】  at 12:13Comments(0)

2020年10月05日

実習紹介 海図取扱い

今回は海上実習(海図取扱い編)の様子を紹介します。
海図のことを「チャート(chart)」といい、海図作業のことを「チャートワーク」と呼び、航海士の仕事の中でも、素早さと精確性の両方が求められます。

灯台などの物標の方位と距離から、自船の現在位置(船位)を求めます。
海図作業専用の定規である「井上式三角定規」を使用し、方位線を海図に引きます。


3つの物標の方位線の交点から船位を求めたり、船が航行した距離と航行時間から船速を計算したり、船位と計算した船速から、1時間後の推測位置を求めたりします。


今は多少時間がかかったとしても、早く仕事をこなすため練度の向上に努めましょう!  

Posted by 国立清水海上技術短期大学校【公式】  at 10:46Comments(0)