2019年10月21日
海上実習風景 駿河湾巡航編
10月2日から10月4日にかけて校内練習船かざはやで駿河湾巡航を行いました。
ここでは、10月2日のA組の様子を紹介します。
巡航では、一日かけて清水港と対岸の伊豆半島にある戸田港を往復します。
通常の海上実習より長時間の航海を、学生主体で行います。
当日の天候は快晴で、視界も良く絶好の巡航日和です。
山頂や、灯台などを物標として3つ選び、それぞれの方位をコンパス(方位盤)で測定して船位を決定します。
学生が抱えているのがコンパスです。
船長から指示された針路に向けて船を進ませなければならないため、責任重大の操舵当番は緊張の面持ちです。
機関制御室では機関監視装置を通して、エンジンの運転状態を常時監視します。
時には船が揺れる中エンジンの側まで行き、見て聴いて触ってと五感を総動員して見回りを行います。
いよいよ戸田港に入港です。学生にとって初めての港、初めての岸壁のため、緊張しつつ、ヒービングライン(先取りロープ)を陸上に送ります。
約3時間の航海を終え、無事、戸田港に着岸し昼食です。緊張がほぐれ笑みもこぼれます。
戸田港出港前の記念撮影。巡航の達成感から”良い顔”をしていました。
午後、戸田港を出港、無事に清水港に入港し、駿河湾巡航を終えました。
Posted by 国立清水海上技術短期大学校【公式】
at 08:58
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