2020年07月29日
実習紹介 「文鎮作成」
今回は、機関実技の「文鎮作成」の様子を紹介します。
下の写真のような、真ちゅう製の六角棒と丸棒から文鎮を作成しながら、やすりがけ、旋盤による切削、穴開け、ねじ切り、研磨と一通りの金属加工技術を習得することが目標です。
まずは、教官が加工のやすりがけの手本を見せます。
その後、学生は六角棒を、ひたすら削るべし!削るべし!
次の工程(旋盤による切削)で、文鎮の持ち手の部分を作ります。
文鎮の土台に、持ち手を付けるための穴を開け
その穴にめねじを切ります。
まっすぐ切れたかな?
あとは、表面をピカピカになるまで紙やすりで研磨します。
最後に、金属研磨剤で鏡のように磨き上げます。
自分が作成した文鎮を持ち、満面の笑み。
完成した文鎮です。金属加工を完全にマスターしたとは言えませんが、基礎的な加工技術と各種工具の使用方法は身についたのではないでしょうか。
Posted by 国立清水海上技術短期大学校【公式】
at 16:08
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